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【コストコでおすすめの商品】「ホテルマーガリン」レビュー

 

コストコで買えるおすすめの商品をご紹介するシリーズ、今回は「ホテルマーガリン」のレビューです。「トランス脂肪酸が気になる」という方も、「特に気にしてない」という方も、どちらにもおススメできるお買い得のマーガリンです。

 

何という事もない会話

 

あ、これってどうっだった?美味しかった?

ん? あぁ、そのマーガリンね。美味しかったよ。

…。ビミョーにしょっぱめなのかなぁ。

そうかな?俺はそうでもなかったけど。

…バランス的にそう感じるのかも。

ん~、まぁどっちにしてもふつーに美味しい。

…ところで、〈夫〉って昔はもっとごってり塗ってた気がするけど控えてるの?

っていうか、さすがにアレは無駄に塗りすぎだったかな、と。あんまり深く気にしてるワケではないけど。

どっちかというと、今でも多い方だろうしトランス脂肪酸対策をしてるのはいいよね。

 

 

コストコ(業務スーパー?)のホテルマーガリンって?

 

 

内容量:   1kg
製造:    丸和油脂(日本)
購入価格:  ¥428
*購入価格は私たちが実際にコストコで買った時の価格です。

 

コストコで売ってるホテルマーガリンです。コストコにしか無いって訳ではなく、未確認ですが業務スーパーでもあると思います、業務スーパーのは内容量やパッケージが違うかもです。

まず特徴は、何と言ってもトランス脂肪酸を作り出す部分水素添加油」とかいうのを使っていない事ですかね。

以前から健康上良くないとか言われるトランス脂肪酸ですが、「部分水素添加油」って言うのがちょっと難しそうですけど、調べてみましたので後で少し詳しく説明します。

 

全体の感想としては、量も多いですし、トランス脂肪酸の事もありますので「パンにマーガリンをたっぷり塗って食べるの好き」という、マーガリンをよく使われる方には特におススメです。
もちろんお味の方もふつーに美味しいですし、これで1kgでこの価格はお得だと思います。

 

 

トランス脂肪酸について

 

 

「マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が体に良くない。」というのは以前からよく言われ、聞いた事があるかと思います。なんでも冠動脈性疾患のリスクが高まるそうです。

恥ずかしながら、トランス脂肪酸という種類の油を添加しているのかと思っていたのですが、そうではなく、元は常温で液体の油脂をかためる工程等で、油脂の一部がトランス脂肪酸に変化するのだそうです。

 

その「油脂をかためる工程」で添加されていたのが「部分水素添加油」で、これを添加する事によってトランス脂肪酸が発生するらしく、国際的にはトランス脂肪酸の摂取量を抑えるために部分水素添加油の使用を規制する動きになっています。

アメリカで薬や食品の安全基準を監督するFDAは部分水素添加油の使用を段階的に規制を進めていて、これによって「冠動脈疾患を減らし、致命的な心臓病を年数千件減らせる」としているそうです。

 

ただし、平均的な日本人はトランス脂肪酸の摂取量が少ないので、そこまで大きな影響はないとのことですが、油脂の摂取が多い方は少し注意した方が良いかもしれません。余計なリスクは無いに越したことはありませんから。

 

 

お味の方は?

 

 

さて、実際に食べてみた感想ですが、まぁ当然かも知れませんが、ぶっちゃけ特に違和感もなく、ふつーに美味しいマーガリンとしていただけます。

冒頭の会話でも出てますが、コクは有ってもクセの少ないスッキリした感じの香りでその分人によっては他のマーガリンと比べて微妙にしょっぱさを感じる方もおられるかも知れませんが、いずれにしろ微妙な差です。香りのクセが少ない分、割と好みで分かれにくく、広く一般的に「まぁ美味しい」という評価になりそうな気がします。

味に飽きるっていう事もあまり無さそう。

 

あと、マーガリンでも硬めだったり柔らかめだったりしますよね? それにも好みが有るかと思うんですが、それで言うと、うちの冷蔵庫の具合にもよりそうなので多分ですが、このマーガリンは硬めだと思います。もちろん硬すぎて塗りにくいって程じゃないですけどバターナイフで削る感じで取り、塗っています。

 

 

マーガリンの加熱調理

 

 

「マーガリンは加熱調理しちゃダメ」って聞いた事ありませんか?
個人的にはあまり見た覚えはないですが実際、そういう風に注意書きに書いてるのもあるみたいです。ちなみにコストコのホテルマーガリンはそういった注意書きはされていません。

 

「加熱調理しないで下さい」って書いてるマーガリンはどうしてダメなのかというと、油分と水分の比率が、一般的にバターなんかと比べてマーガリンは油分が少なく水分が多いのだそうです。そういったマーガリンはその傾向が大きいという事です。
そのため、油に水が入っちゃてるのと同じで、フライパンなどで加熱すると油がはねて危ないからダメという訳ですね。

うちでは前からふつーに使ってた。

特にそういう注意書きが無ければ加熱しても大丈夫なのですが、炒め物とかするとサラダ油やバターよりは多少油がはねやすいみたいです。
フライパンで焼くのにマーガリンを使ってみた事のある人なら分かると思うのですが、確かにバターはスーッと溶けますが、マーガリンはジュージューいう気がしませんか?
あれが水分が蒸発してるんで、場合によって激しくなると油はねになるという訳ですね。

まぁ注意書きの無いマーガリンなら、そんなに心配いらないので使っちゃって大丈夫です。とは言っても「ホントに大丈夫なの?」と不安に思う方もおられるでしょうし、若干油はねしやすいのは事実でしょうから、無理におススメする訳ではありませんが。

 

コストコのホテルマーガリンは硬いという話をしましたが、「硬いというのは水分が少ないって事じゃないのかなぁ。」と思って炒め物に使ってみたら、あくまで個人の体感ですがあまりジュージュー言わずバターみたいにスーッと溶けました。これならバター焼きなどでバターの代わりにも使いやすいと思います。

ピーマンとか、えのきだけをいためてサイドメニューにしたり、クッキーに使ってもおいしいと思うよ。

 

まとめ

 

 

という訳で、コストコのホテルマーガリンのレビューでした。全体的にみて、素直な味で食べやすい・使いやすい、かつトランス脂肪酸の心配も減らせる良い商品だと思います。良かったら試されてはいかがでしょうか。

 

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